2006年09月28日
アウトドアガス比較 その1

昨日の続きです。
スノーピークの地(シングルコンロ)とプリムスP-573(ランタン)の
器具とアウトドアガスの比較です。
まずは採寸してみました。

器具側の断面図です。ノギスで測った程度なので0.1-0.2MM程度の誤差はあります。
楕円に見えるのが、ゴムパッキンです。 まずこの中に必要無い数字があります。
プリムスの6.5MMとスノピの4.5MMです。 この部分はボンベには接触していない
ようです。従って、プリムスの4.4も大事なのは此処では無くて、
7-4.4=2.6 ゴムパッキン~ピン先端のこの距離がポイントになります。
スノピでは5-2.3=2.7 これが該当する数字となります。
(最初からこちらに寸法線を入れて置けばよかったですね。すいません)
キーとなる数字はどちらも余り変わらないと言うことになりますね。
次はボンベいってみます。

こちらはプリムス純正ガスとスノピの純正ガスの口の部分の断面図です。
リング状の口からの突き出しが0.6MM程スノピのほうが低いですね。
図では差をつけていませんが、このリング状の部分もスノピのほうが当たり幅が
大きいですね。
単独で見ていては何も解らないので、それぞれに器具をつけた状態にしてみました。

どちらも器具の中のoリングに当たってから1MM程度、締めこむ事が出来たので
その分は図でも、めり込ませてあります。
プリムスは0.4MM程ガスボンベ側のリングと器具側の座金に隙間があります。
これは現物もほぼ同じです。ガスの気密はoリングに任せているのですね。
ガスノズルの先端にピンが突き刺さる距離は3.6MMこの数字がポイントです。
次はスノピ。こちらはガスボンベのリングと器具が交差(めりこんで)居ます。
これも現物と同じ設定です。この部分で気密を保つ事の意味があまり解らないのですが
気密ではなく、器具とピンの距離管理をしているのかもしれないな、、と思っています。
つまり、oリングに過大な負担を掛けない為、、予想ですが。
ガスノズルの先端にピンが突き刺さる距離は3.8MMです。
○思っていたよりも差がありませんでした。0.2MMといえばコピー用紙2枚程度の厚みです。
が、しかし差が無くて当然。 地のほうはプリムス缶が使えたのですから。
使用できなかった天のほうを、明日は検証してみようと思います。
個体差があるとは思えないのですが、、。
ちなみに地にプリムスのガスをつけた際の断面図は、、、

こんな感じです。ガス缶と器具に若干隙間が出来ます。
現物もこうなります。私はこれをみて「スノピの器具はピンが長い」と
短絡的に判断したのですが、そうでは無くoリングにガス缶のノズルが
当たっているだけの事なのですね。気密はoリングがしているので
ここの隙間は心配無いはずです。(プリムス同士とほぼ同じ)
早く天を調べたくなってきました。
ちょっとややこしい記事になってすいません。
何か気づいた事や、私が抜けている所があったら教えてくださいね。
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