2006年10月13日
アウトドアガス比較 last

ちょっと間が開いてしまいましたが、ガス適合シリーズの最後になります。
今回は、いよいよコールマンとジッポです。
コールマンはイソブタン+プロパンという(9:1)いうなればユニフレームの
プレミアガスに更に1割程度プロパンを混ぜたような成分、、つまり
相当寒さには強そうなガスです。
対してジッポガスはというと、これが又コールマンに輪を掛けて気化しやすい
イソブタン65%にプロパン35%という、いわばアウトドアガスとしては最強
(寒さに対して)のガスと言えるでしょう。
早速、試してみました。器具は今回もスノーピークの天とプリムスのP-573です。




適合的には問題無しです。
特筆すべきは、ジッポガスを着けた際の、勢いと燃焼音でしょうか。
スノーピークのガスとジッポガスは成分的に、同じらしいのですが
確かにこの2つを着けた時は、パワーが断然違います。
ジッポガスには500g缶が無いのですが、どうしても500を、、と
言うことであればスノピの缶が内容的には一番それに近いといえます。
ちなみに充填は、、

コールマン。東邦金属ですね。

ジッポは110gの缶でよく見かける(これも110g缶です)小池化学です。

あれこれ試してきましたが、結果としてはスノーピークの天とプリムスP-573
に関してはどれも、問題なく着くことがわかりました。
ちょっと安心しましたね。これから寒くなるので、特にノーマルブタンのガスでは
全く歯が立たない状況も出てくると思います。
キャンプ場で、ガスを調達せざるを得ない時、、各メーカーの成分を知っていれば
「あ、、確かEPIの純正は10%プロパンが混じっていたはず、、」なんていう
選び方もでてくるかもしれません。
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、緊急時で且つご自分で責任を取られる事を
前提としております。
~ひとまず完~
人気blogランキングへ
2006年09月30日
アウトドアガス比較 その4
こんにちは。
頭の中はガスで一杯の素人キャンパーです。
昨日はプリムスの方が手薄だったので、まずは
プリムスP-573(ランタン)と他メーカーとの互換からいってみます。
まずは缶にもOリング付属が親切?なキャプテンスタッグとの接続です。

拍子抜けするほど、あっさりつきました。
ノープロブレムです。
次はEPIgasでは、、

何か問題が生じて解決して行く筋道をほんのり期待していたりするのですが、
全く問題ありません。
さて、そして今日のメインは、、これです。


非常にシンプルな部品です。詰め替え訓TKアダプターと言います。
キャンプガス器具に普通のカセットガスを付けるための器具です。
(もちろん、自己責任において)
カセットガスとのガス漏れを守る為にノズルが通る部分にOリングが挿入されています。
見えますか?

器具と接続した際の隙間は、本体側のOリングにTKアダプターが
当たっているので問題なしです。

で、点くのかどうかと。
まずはプリムス。 点きます。問題なしです。

では次に天。

ビジュアル的にどうかと思うのですが、点きます。
でも気づいたことがあります。
カセットガスは基本的にノーマルブタンガス100%。
いつも明るいな~と思っていた天の明るさは此処にはありません。
スノーピークのギガパワーは成分が、イソブタン65%とプロパン35%
という凄いスペックなのです。この数字が何を意味するか、
詳細は省きますが、他メーカーのウインターガス、ハイパワーガスで
これだけの配合のガスを探すのはちょっと大変という位凄いです。
昨日のコメントでライダーさんが、ガス成分一覧を記したサイトを紹介してくれました。
これを見ると、イワタニのカセットガスは普通の安売りのガスより
イソブタンが混ざっている分、寒さに強そうだ、、とか
同じノーマルガスならプリムスよりEPIのほうがプロパン混ざっていて
良いんだな、、(寒さ的に)とか、ユニフレームのプレミアムガスは
プロパンは入っていないんだな、、、とか色々な事が解ります。
う~む、充填会社は数社しかなくても、中身はオーダーする会社によって
ブレンドする比率が様々なんだな、、と、秋の夜長に思うのでした。笑
そうそう、忘れてはいけない一言。
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、緊急時で且つご自分で責任を取られる事を
前提としております。
これも毎回、UPしてから入れ忘れに気づく一言。笑
人気blogランキングへ
頭の中はガスで一杯の素人キャンパーです。
昨日はプリムスの方が手薄だったので、まずは
プリムスP-573(ランタン)と他メーカーとの互換からいってみます。
まずは缶にもOリング付属が親切?なキャプテンスタッグとの接続です。

拍子抜けするほど、あっさりつきました。
ノープロブレムです。
次はEPIgasでは、、

何か問題が生じて解決して行く筋道をほんのり期待していたりするのですが、
全く問題ありません。
さて、そして今日のメインは、、これです。


非常にシンプルな部品です。詰め替え訓TKアダプターと言います。
キャンプガス器具に普通のカセットガスを付けるための器具です。
(もちろん、自己責任において)
カセットガスとのガス漏れを守る為にノズルが通る部分にOリングが挿入されています。
見えますか?

器具と接続した際の隙間は、本体側のOリングにTKアダプターが
当たっているので問題なしです。

で、点くのかどうかと。
まずはプリムス。 点きます。問題なしです。

では次に天。

ビジュアル的にどうかと思うのですが、点きます。
でも気づいたことがあります。
カセットガスは基本的にノーマルブタンガス100%。
いつも明るいな~と思っていた天の明るさは此処にはありません。
スノーピークのギガパワーは成分が、イソブタン65%とプロパン35%
という凄いスペックなのです。この数字が何を意味するか、
詳細は省きますが、他メーカーのウインターガス、ハイパワーガスで
これだけの配合のガスを探すのはちょっと大変という位凄いです。
昨日のコメントでライダーさんが、ガス成分一覧を記したサイトを紹介してくれました。
これを見ると、イワタニのカセットガスは普通の安売りのガスより
イソブタンが混ざっている分、寒さに強そうだ、、とか
同じノーマルガスならプリムスよりEPIのほうがプロパン混ざっていて
良いんだな、、(寒さ的に)とか、ユニフレームのプレミアムガスは
プロパンは入っていないんだな、、、とか色々な事が解ります。
う~む、充填会社は数社しかなくても、中身はオーダーする会社によって
ブレンドする比率が様々なんだな、、と、秋の夜長に思うのでした。笑
そうそう、忘れてはいけない一言。
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、緊急時で且つご自分で責任を取られる事を
前提としております。
これも毎回、UPしてから入れ忘れに気づく一言。笑
人気blogランキングへ
2006年09月29日
アウトドアガス比較 その3

今日は東邦金属つながりで、行って見ます。
まずはEPIgas グリーンにオレンジが映えています。
充填は東邦金属工業と書いてあります。

次は国内最大手キャプテンスタッグ
こちらも東邦金属です。

キャプテンスタッグで特徴的なのはボンベの口の所にOリングが付属しているところです。

そしてダークな缶の肩の部分には白い浮き出しで目立つ感じで、このように
書いてあります。
「ガス器具にガス容器を取り付ける際は、必ずガス器具側のOリングを確認すること、
Oリングに傷などの異常がある場合は、ガス漏れの危険があり、Oリングを交換してから
使用すること」
も、もしかして、この口についているOリングってその時の為に親切で
付属してくれてる?? 仮にそうでなくてもこの位置なら器具側のパッキンとしても
有効だし、これはなかなか感心しました。
そしてこれがスノーピーク。これも同じく東邦金属です。

では早速互換のチェックをしてみます。
まず天+EPIgas
全く問題なしです。プリムス缶の時のような器具のパッキンとガス缶の隙間も
ありません。おそらく東邦金属の同じ缶の形状だと思われます。

次は天+キャプテンスタッグ
こちらも印象としてはEPIgasと同じです。
先ほどのOリングも着いたまま装着しております。

結果としては東邦金属充填の3社、スノピ、キャプテンスタッグ、EPIは
ほとんど問題無く使用できました。コールマンも用意して来たかったのですが
今回入手できなかったので、これは次回確認したいと思います。
ではプリムスはどうかというと、、、、

グラン化学株式会社と有ります。不思議な事に、この会社名で検索しても
全くヒットしないんですね。なんでなんだろう?今度聞いてみようかな。
黄色い缶は個人的に好きなのですが、夏場は虫が寄り付きやすかったりします。
今度はプリムスランタンP-573とスノピの缶を取り付けました。
問題ありません。プリムスでは気温によって使い分けられるように
ノーマルガス、Wガス、Tガス等種類がありますが、スノピークは
ノーマルのガスが最初からプロパンが入ったWガス相当なので
こうして室内で点けると、勢いが良いです。 夏場はちょっと不経済かも。

明日は詰め替え君のTKアダプター物をテストしてみようかと思っています。
最後にお約束として一言。
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、緊急時で且つご自分で責任を取られる事を
前提としております。
身銭を切ったテストに一票! なんちゃって
人気blogランキングへ
2006年09月29日
アウトドアガス比較 その2
比較 その1でスノーピークとプリムスのガス器具とアウトドアガス缶を
比べてみたのですが、決定的な違いが見つけられずにおりました。
な~んで、点かなかったんだろうな、、天は、、
コンマ幾つ違ったって、パッキン類はゴムだから、
たわんだ分で、それ位の違いは吸収できるはずなのにな、、、。
それよりも何よりも天が使えなくて地が使えるってのもおかしいよな~。
スノーピークはmade in japanの筈。コストではなくて
クオリティー重視のメーカーが個体差ってのも考えにくいよなあ。
ちょっともう一回着けてみよう。
あらっ!!

点いちゃった。。。。笑
ふらりと2の海っぺりで点かなかったのはなんでだろう?
予想としては、、、
器具とガス缶の隙間が開いているのを見て
「な~んかやばそう、、」と心のどこかで思っていて
栓をひねってイグナイタでカチカチ2、3回やるも
点かず、(本当は、もうすこししつこくやれば点いた。。)その時点で「あ~やっぱり無理なんだな」と見切るのが
早すぎた、、、、とかそんな事なのかな、、と思っています。
軽率にブログ記事で「点きませんでした」とUPしたのが
恥ずかしいですね~。
ライダーさん
がコメントで「点きますよ」と言ってくれた段階で、もう一回トライしてみればよかったですね。
ガスが出ないと感じたのは、シューという音が出なかった(と感じた)からなのですが
思い返せばあの日は、風が強かった。 僅かな音を聞き分けるには
ちょっとコンディションが悪かったとも思います。 (言い訳がましい。。。)
でも乗りかかった船なので、もう少し検証は続けようと思います。
先ほどのライダーさんから、東邦金属工業という各メーカー、、
キャプテンスタッグ、EPI、コールマン、キャンピングガス等に
OEM(相手先ブランド製品製造)供給しているとの情報をいただき
調べてみると、スノーピークも東邦金属工業にて充填しているようです。
メーカーにより設定が違うのかもしれませんが、同じかもしれません。
これは要チェックですね。
目的は、遠隔地で純正ガスが手に入らなかった際の知識として。
それから、万一の災害時に使えるガスを知っておくという意味で。
しつこく繰り返しますが
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、どなたにもお勧めはしませんが、
ふ~んってな感じで見ていただけたらと思います。
↓ 東邦金属工業のHPより

人気blogランキングへ
比べてみたのですが、決定的な違いが見つけられずにおりました。
な~んで、点かなかったんだろうな、、天は、、
コンマ幾つ違ったって、パッキン類はゴムだから、
たわんだ分で、それ位の違いは吸収できるはずなのにな、、、。
それよりも何よりも天が使えなくて地が使えるってのもおかしいよな~。
スノーピークはmade in japanの筈。コストではなくて
クオリティー重視のメーカーが個体差ってのも考えにくいよなあ。
ちょっともう一回着けてみよう。
あらっ!!

点いちゃった。。。。笑
ふらりと2の海っぺりで点かなかったのはなんでだろう?
予想としては、、、
器具とガス缶の隙間が開いているのを見て
「な~んかやばそう、、」と心のどこかで思っていて
栓をひねってイグナイタでカチカチ2、3回やるも
点かず、(本当は、もうすこししつこくやれば点いた。。)その時点で「あ~やっぱり無理なんだな」と見切るのが
早すぎた、、、、とかそんな事なのかな、、と思っています。
軽率にブログ記事で「点きませんでした」とUPしたのが
恥ずかしいですね~。
ライダーさん
がコメントで「点きますよ」と言ってくれた段階で、もう一回トライしてみればよかったですね。
ガスが出ないと感じたのは、シューという音が出なかった(と感じた)からなのですが
思い返せばあの日は、風が強かった。 僅かな音を聞き分けるには
ちょっとコンディションが悪かったとも思います。 (言い訳がましい。。。)
でも乗りかかった船なので、もう少し検証は続けようと思います。
先ほどのライダーさんから、東邦金属工業という各メーカー、、
キャプテンスタッグ、EPI、コールマン、キャンピングガス等に
OEM(相手先ブランド製品製造)供給しているとの情報をいただき
調べてみると、スノーピークも東邦金属工業にて充填しているようです。
メーカーにより設定が違うのかもしれませんが、同じかもしれません。
これは要チェックですね。
目的は、遠隔地で純正ガスが手に入らなかった際の知識として。
それから、万一の災害時に使えるガスを知っておくという意味で。
しつこく繰り返しますが
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、どなたにもお勧めはしませんが、
ふ~んってな感じで見ていただけたらと思います。
↓ 東邦金属工業のHPより

人気blogランキングへ
2006年09月28日
アウトドアガス比較 その1

昨日の続きです。
スノーピークの地(シングルコンロ)とプリムスP-573(ランタン)の
器具とアウトドアガスの比較です。
まずは採寸してみました。

器具側の断面図です。ノギスで測った程度なので0.1-0.2MM程度の誤差はあります。
楕円に見えるのが、ゴムパッキンです。 まずこの中に必要無い数字があります。
プリムスの6.5MMとスノピの4.5MMです。 この部分はボンベには接触していない
ようです。従って、プリムスの4.4も大事なのは此処では無くて、
7-4.4=2.6 ゴムパッキン~ピン先端のこの距離がポイントになります。
スノピでは5-2.3=2.7 これが該当する数字となります。
(最初からこちらに寸法線を入れて置けばよかったですね。すいません)
キーとなる数字はどちらも余り変わらないと言うことになりますね。
次はボンベいってみます。

こちらはプリムス純正ガスとスノピの純正ガスの口の部分の断面図です。
リング状の口からの突き出しが0.6MM程スノピのほうが低いですね。
図では差をつけていませんが、このリング状の部分もスノピのほうが当たり幅が
大きいですね。
単独で見ていては何も解らないので、それぞれに器具をつけた状態にしてみました。

どちらも器具の中のoリングに当たってから1MM程度、締めこむ事が出来たので
その分は図でも、めり込ませてあります。
プリムスは0.4MM程ガスボンベ側のリングと器具側の座金に隙間があります。
これは現物もほぼ同じです。ガスの気密はoリングに任せているのですね。
ガスノズルの先端にピンが突き刺さる距離は3.6MMこの数字がポイントです。
次はスノピ。こちらはガスボンベのリングと器具が交差(めりこんで)居ます。
これも現物と同じ設定です。この部分で気密を保つ事の意味があまり解らないのですが
気密ではなく、器具とピンの距離管理をしているのかもしれないな、、と思っています。
つまり、oリングに過大な負担を掛けない為、、予想ですが。
ガスノズルの先端にピンが突き刺さる距離は3.8MMです。
○思っていたよりも差がありませんでした。0.2MMといえばコピー用紙2枚程度の厚みです。
が、しかし差が無くて当然。 地のほうはプリムス缶が使えたのですから。
使用できなかった天のほうを、明日は検証してみようと思います。
個体差があるとは思えないのですが、、。
ちなみに地にプリムスのガスをつけた際の断面図は、、、

こんな感じです。ガス缶と器具に若干隙間が出来ます。
現物もこうなります。私はこれをみて「スノピの器具はピンが長い」と
短絡的に判断したのですが、そうでは無くoリングにガス缶のノズルが
当たっているだけの事なのですね。気密はoリングがしているので
ここの隙間は心配無いはずです。(プリムス同士とほぼ同じ)
早く天を調べたくなってきました。
ちょっとややこしい記事になってすいません。
何か気づいた事や、私が抜けている所があったら教えてくださいね。
人気blogランキングへ
2006年09月27日
只今、検証中

別にスノピの器具にプリムスのガス缶が着かなくても、普段は問題ないのです。
でも、、何がどれくらい違うのかを確認しておきたいのです。
もう一つは、あって欲しくないけど災害時にガスと器具はあるけど
銘柄が違うということで使えない、、となった際に「何をどうすれば最悪使える」
ということは知っておいても良いかな、と思っています。
まだ調べ始めたばかりなので、まとまった事は何もいえません。
とりあえずはプリムスとスノピの違いからやってみます。
一つだけ、、、スノピのピンが長いようだと言っていたのですが
どうやら違うようです。似たような形状でも中のOリングの厚みや
座面にパッキンがあるかないか、(スノピは有り、プリムスはない)
それらを一つ一つ比べないと解らない部分もあるのですが、
SPのゴムパッキンがプリムスの座面に当たらない=ピンが、つっかえている様だという
予想は外れておりました。
カセットガスをキャンプガスに詰め替える器具は使っていないのですが、
姉妹品のカセットガスを直にキャンプガス製品に付けられるアタッチメントは
持っています。これがどちらでも使えるかも、調べておこうと思います。
どれもメーカーからは推奨されない使い方ですし、せっかくガス缶についている
保険なども無くなる事なので、どなたにもお勧めはしませんが、
ふ~んってな感じで見ていただけたらと思います。
人気blogランキングへ